【 DXっていうけれど… 】Posted by Hayashi
私たちが園経営でいま直面する課題は主に次の3点です。
- 少子化による入園児数の減少
- 共働き率増加による保育需要の増加
- 対象者の若年化によるマーケティング仕様の変化
経営という視点で見ると、
どの課題も“教育提供者”や“教育消費者”の“仕入れ”という
経営部分に大きな影響を与える課題ばかりです。
GCLIPでは、これらの課題を解決する術として
デジタルマーケティングの有効性を長年模索してきました。
1)2)は社会現象ですので、
新制度への移行や保育機能の付加などにより、
園経営を進化させながら対応することが求められますが、
3)は園内の意識と仕組みを変えることで
対応することが可能な経営課題となります。
詳しくは後述しますが、幼稚園の就職、または入園対象者は
年を重ねるたびに若返りますが、
経営層の先生は年を重ねます。
10年単位で見ると、年齢差は大きく開き、
ここにマーケティングコミュニケーションのすれ違いが生じることとなります。
20年程前に大きな反響を得ていた園児募集の新聞折込チラシは、
新聞の発行部数の減少に加え、
ターゲット世代の紙新聞定期率の減少も伴い、
今ではほとんど反応を得られなくなっています。
ポスティングも同様に、
お得なクーポンや割引の告知の多くは紙媒体ではなく、
デジタル化され、アプリやネット上で広く告知される時代となりました。
ネット上の電子媒体のほうが利用者にとって
「合理的」だからというのが大きな理由です。
スマホやタブレットが生活必需品となっていない一部の世代を除いては、
デジタル媒体は合理性を満たす重要な生活必需品となっているのです。
この時代背景を踏まえたうえで、
デジタルマーケティングの技術を活用しないと
今の時代成果を出すのは難しいのです。