【 法人として成長するための必須条件 】Posted by Shidara
一般的に日本企業の多くは
バブル崩壊後から失われた20年の間に
徐々にその輝きを失っていったといわれます。
終身雇用制度も今は昔の話となりました。
産業構造も工業から情報へと移り、
IoT化、DXによるリモート勤務及び業務改善が加速し、
情報リテラシーであらゆる格差が出る時代へと
進化?したといえそうです。
さて、そんな時代の経営における
重要なポイントはズバリ…、
“流動性”
だと、橋下徹元大阪市長は言及しています。
同氏は大阪府知事や市長時代に
大阪都構想を掲げ、2重行政の歪みを
是正するための改革に乗り出しました。
改革の原点にあったのは、
公務員の流動性を高めることで、
大阪を活性化させることにあったようです。
必要な人材を招き入れ、
不要な業務や人員配置をしないように整理しながら、
適材適所で人材配置をすることで、
人財の流動性を高め、組織活性化が図る
意図があったと言います。
長い間年功序列の組織体制を組んでいると、
組織不活性化が起こり必ず不要な人員が量産され、
組織は衰退していくといいます。
不活性化の結果として出来上がるのが、
既得権益構造だと氏は指摘し、
流動性の重要性を説いています。
GCLIPのように10人未満の小さな会社でさえも、
流動性の重要性を実感することはあります。
今では年間5~10名のインターン生が入れ替わり、
新たな勉強会やコンサルティング商品が
生まれ、市場に送り出されていますが、
かつてインターン生がいなかった頃は、
新しいアイディアは出るものの
商品の開発までたどり着くことは
ほとんどありませんでした。。。
あなどるなかれ流動性。
D&Iの時代(Diversity:多様性 & Inclusion:)の時代で、
多様化する時代への対応というのも、
働き方改革等で活発になってきています。
何事も停滞ではなく、流動させる。
新しいことへのチャレンジをしている経営者は、
幼稚園業界でもたくさんいらっしゃいます。
そういう経営者が率いる園は、
停滞しないので、
往々にして時流に適応していきます。
流動性、やっぱり大事です。