DIARY

【 改めて、好きこそ物の上手なれ 】

【好きこそものの上手なれ】 Posted by Shidara

 

この記事は2020年7月に配信したものですが、
改めて大切だと思うので、一部修正して再度アップします。

では、よかったらお読みください。

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Gクリップウェブサイトをリニューアル
して14カ月が経過しました。


旧サイトは、今から7年前の2014年に制作
しました。

当時は、レスポンシブ対応※で、奇抜なデザインにすることで、
サイトを訪問者の印象に残ることだけに意識を向けた仕様にしました。
※レスポンシブ対応とは、スマホやPCの画面サイズに応じて表示が変わる仕様です。
会社を設立して間もなかったので、
とにかく業界経営者のみなさんに
知ってもらうことが大事だと考えていました。

が、随分後になってこの考えも適切ではなかったと気づきます。

セミナーやこのメルマガで触れますが、
AIDMA理論に則れば、
当然、認知段階の入口にあたる、
A(Attention):相手の注意を惹くことが
大事なので、知ってもらうための活動は間違いではありません。
が、、、奇抜なデザインによって認知度を高めても、
閲覧者が信用を寄せることはありません。

コンサルティングとは、
極めて目に見えにくい商品を”価値化”して
お客様に届けるシゴトですので、
何はさておき、互いの信頼関係なくしては、
仕事が正しく機能することは万に1つもありません。

マーケティングという技術を駆使した提案が、
募集や採用などで相手が望む成果に結びついて、
はじめて価値があるわけですが、
提案を受け入れてもらう前提条件は唯一、
相手に”信用”してもらうことに限ります。

ホームページに話を戻しますと、
訪問者に入口で信用してもらという視点が不十分でした。

Gクリップ設立当初は自分たちの”らしさ”を
まだ上手に表現することができていなかったですし、
”らしさ”の表現と信用の獲得の相関性も
経験的によく理解できていませんでした。

そもそも、、、ですが、
コンサルタントは顧客のクロコを標榜する私たちは
”らしさ”の必要性も感じていなかった、
とも言えなくもありません。

顧客選定という視点が大事だ!
と、当時も言われていましたが、
お客さんや仕事を選ぶということもまた、
私たちが苦手とする行為のひとつでした。
はっきりした理由はありませんでしたが、
実力も認知度も中途半端なうちに
仕事を選り好みすれば、
それだけ了見が狭くなり、成長が鈍化すると
感覚的に思っていたからだと思います。

そしていまは、
相手に応じて変幻自在に自分たちのやり方、
時には在り方さえ変えることを厭わず、
相手の状況、考え方、理想に合わせていくことが、
自分たちの”らしさ”なのだと、
ひっそり(クロコなので)と胸を張っています。

Gクリップは小さな会社ではありますが、
経営層からインターン生に至るまで所属する全員が
お客さんに育ててもらっています。
そして、そんなお客さんに少しでも報いられるようにと、
頑張る人間であふれています。

とにかく目の前に用意された仕事と
一生懸命向き合うことで、
自分の成長につながっているという実感を
持てているからだと思います。

役者がいて初めてクロコは存在価値があります。
なので、十把一絡げではなく、
個々の役者に合致した提案をしなければいけません。
そのために時間を使えることに喜びを感じ、
誇りを持っているのが”クロコ”を標榜する
Gクリップのコンサルタントだと自負しています。

・・・またホームページから話が逸れてしまいました。

結果的に初めに立ち上げたホームページは、
時の流れとともにページを追加しながら、
その時々の”私たちの姿”をそれなりに表現してくれたと思います。
”クロコ”という点を除いては、ですが。

私たちが密かに胸を張る”クロコ感”の表現が
これまでは圧倒的に足りていなかったのです。

今回リニューアルするにあたり、
この”クロコ”に的を絞って軸をたて、
各ページをシンプルにデザインしてもらったところ、
あることに気づいたのです。

それは、はじめはよく分からないなりにも
目の前の仕事と真剣に向き合っていくことで、
お客さんのことがどんどん好きになり、
お客さんのことを誰よりもよく研究し、
お客さんのことを客観的によく理解できるようになり、
お客さんにあった提案ができるように
なってきていたのです。

Gクリップのコンサルタントも、
カスタマーサポートも、
Adのデザイナーも、
全てのクロコがこの道を辿ってきています。

まさに、「好きこそものの上手なれ」です。

コロナ禍は徐々にピークアウトしていますが、
withコロナと言われるように、
しばらくはこのマイナスが続き、
暗いニュースが増えそうです。
そんな時こそ、好きと向き合うことで、
未来への希望や一歩踏み出す勇気が出るかもしれません。

withコロナは物事を見極めながら、
必要なモノと不必要なものの選別を
シビアにしていく時代になりそうです。
なんとなくいい…を切り捨て、
絶対ここ(これ)が好き!を求めます。

自園の好き、一緒に働く仲間が好き、
朝のこの時間、この景色がたまらなく好き!
など、働く上でどこかに必ずある「好き」と向き合い、
その好きを膨らませてみてください。

好きを味方につけると
必ずそれば自分の独自の長所になり、
ひいては自園の長所となります。

「好き」が集まる集団は、とても魅力的です。
そして、それが好き!というたちがさらに集まります。

園に限らず人気企業は「好き」で溢れています。

さて、手前味噌ではありますが、
Gクリップの好きが詰まった
ホームページも来月公開となります。
メルマガ読者の皆様に少しでも参考になれば嬉しく、
公開したらまたご案内いたしますので、
是非、訪問してみて下さい!