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【 新人育成のアプデ 】

【 モテる新人が辞めたくなる壁と乗り越える方法3選 】Posted by NONA

新年度に向けて、新人職員の
入職準備が進められている時期です。

 
4月から「先生」として
子どもや保護者と関わることになりますので、
今のうちに学生キブンを脱し
社会人になる自覚を持つことが望ましいです。

新人職員は、先生としての経験だけでなく
社会人としての経験もありませんので、
初めの1年間は給与をもらう立場として様々な壁を迎えることになります。

しかし、その壁を乗り越えることができず
“辞める”という選択をしてしまうケースも、少なくありません。
東京都保育士実態調査によると
保育業界の1年目の離職率は26.1%という数字が発表されています。

社会人経験が十分ではない新人のうちは
ぶつかる様々な壁の乗り越え方を知らずに結果的に、
離職を考え出してしまう傾向にあります。
これは経験の浅い社会人誰しもに起こりえるので、
なるべく早い段階で手を打つことが重要です。

今回のメルマガでは、
新人先生がぶつかる辞めたくなる瞬間と
それを乗り越えるための方法
を厳選してお伝えします。

 

■新人の壁(1)何もかもうまくいかない…と感じる
1年目は覚えることも多く、不慣れな仕事は時間がかかります。
その上行事前などの忙しい時期は日々を乗り切るので精一杯です。
そんな時こそ「何もかもダメだ…」という負のスパイラルに陥りやすくなります。
新人職員は、思うように物事が前進しない時こそ、
「ホウレンソウダネ」(報告・連絡・相談・打診・根回し)が重要です。

組織の従業員には「報告」する義務がありますが、
報告は結果に過ぎないので、そこに至るまでの「相談」が最も重要になります。
しかしただ相談すればよいというものではなく
事前の「打診」「根回し」を適切に行うことで、
周囲の先輩からのヒントが得られ
トップや上司が安心して仕事を任せられるようになります。

 

■新人の壁(2)クレームで自信喪失
保護者からの思わぬクレームを受けて
「もう嫌だ…」と自信・やる気を失ってしまう。
このような失敗は誰しも必ず経験することですが、
新人職員は不慣れな出来事にショックを受けやすいようです。

保護者との関わりにおいては特に、
トップや上司に対して綿密なコミュニケーションを交わし
根回しを習慣的に行うこと
が重要です。

園としての責任をとるのは最終的にはトップです。
トップが責任を取らなければいけない場面で優位な状況に立つためには、
新人職員が日頃から、気になることや些細な変化などを
小まめに根回し・報告しておく必要があります。

 

■新人の壁(3)職員室の空気に慣れない…
組織に所属する以上、周囲との距離感が掴めなくなることはよくあります。
多くの学生が「良好な人間関係」を求めますが
人間関係というのは自分を含めての関係性ですので、
自分自身で良い雰囲気を作る努力が大切なのです。

自ら良好な関係性を築ける人財になるためには、
“相手本位”の視点でコミュニケーションを交わすことがポイントです。
多くの新人職員が抱いている「先輩たちが忙しそうで話しかけづらい…」という悩み。
忙しい中でも、相談に気持ちよく応じてもらうためには、
相手に断りを入れてから話したり
相談自体の所要時間を予め伝えたり
するひと工夫が必要です。

日々の関わりの中で、相手の立場になって考える
“相手本位”のコミュニケーションが良好な関係性を作り出します。

 
上記のような
周囲の上司や先輩との関わりや「ホウレンソウダネ」によって、
仕事うまくいくかどうかが決まるといっても過言ではありません。

経験が浅いからこそ物事を素直に吸収できる1年目のうちに、
これらの新人職員としてのポイントを伝え、身に付けてもらいましょう。

 
最後にこれらの技術を体得し、
社会人マインドを高めるセミナーのご案内をさせていただきます。
新人が辞めずに育つための心得やコミュニケーション技術をお伝えする
1~2年目向けのセミナーを3月24日(木)に
AP市ケ谷・オンラインにて開催いたします。
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と、お考えの法人様は是非ご参加ください!
(年間を通した若手職員向けの勉強会もございます。)
 

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https://www.gclip.net/seminar/2508/