イベントや見学で接触した
未就園児の名簿は管理されていますか?
この名簿の管理が行き届いていることにより
園児獲得の目標達成に対して
どの程度見込みがあるのかを知ることができます。
そして、見込み数の程度が把握できることにより、
更なるイベントを実施したり告知を強化したり等
適切な仕掛けが実施できるのです。
今回は名簿管理の重要性と、
名簿管理のポイントについて解説していきます。
未就園児の名簿管理は、
園児募集を達成する上で欠かせません。
例えば、入園説明会の告知をして少しずつ申込者が増えてきた時に、
このまま反応を待てばよいのか?
広告を使って告知を強化するべきか?という判断をするためには、
学年別の申込者数や、昨年度の申込者数を把握している必要があります。
さらに、例年の入園説明会参加者の入園決定率が分かっていると、
『申込者数×入園決定率=入園者の見込み』が導かれ、
申込者数の目標値も明確になります。
入園決定率は、以下のようにカテゴリ別で把握できると良いでしょう。
名簿の中には、
在園児の弟妹でありながら2歳児親子教室にも参加している等
複数のカテゴリに該当する場合も多くあります。
そのため、名簿を一元管理し
“接触のきっかけ”を特定することが重要です。
例えば、以下の表であれば、
入園に至った7名の接触のきっかけは
「A. 弟妹」「B. 2歳児親子教室」に分類されます。
この場合、入園決定率が高いカテゴリはA・Bとなるため
園児募集の過程でA・Bの母数が足りないのであれば
更なるイベントの仕掛けを行い
“新規名簿”を獲得する必要があると判断することができます。
このように、名簿の数字をよく管理しておくことで、
今置かれている状況を把握することができ
次なる一手を仕掛けやすくなるのです。
次に、未就園児名簿の管理における
ポイントを解説していきます。
■名簿管理はExcelを使用する!
イベントの参加者をその都度手書きでリストにしていませんか?
Excelで管理することで、「フィルター機能」で名簿を並び替えたり
「検索機能」で特定の人を探したりできるため、使い勝手が一気に高まります。
毎年度のデータとして蓄積させることもできるので、
手書きの用紙よりも圧倒的に管理がしやすくなります。
■生年月日は必ず把握する!
イベントに参加した未就園児の生年月日は、
申し込み時点で必ず把握しておきましょう。
生年月日が分かると学年を特定でき、
来年度の年少対象なのか、満3歳児対象なのか区別できます。
入園者の見込みを把握する上で、対象学年の特定は必須事項です。
■参加したイベントを記録する!
名簿には、参加したイベントが分かるように記録しましょう。
イベントに参加した人が、新規なのか、
既に来園したことのある人なのかを把握することで、
集客効果を図ることに繋がります。
また、新規名簿が増える時期を知ることもできるため
未就園児向けのイベントを企画する時期を判断しやすくなります。
このメルマガを読まれた皆様には、
名簿管理をスムーズにしていただけるよう、
フォーマットをご用意いたしました。どうぞご活用ください!
▼園児募集マスター名簿フォーマット(Excel)
https://gclip.net/mailmaga_folder/221011.zip
未就園児名簿の管理は、
園児募集を達成する上で欠かせないキホンと言えます。
今年度、また来年度の園児募集に向けて
名簿管理体制を振り返り、ぜひ実践してみてください!