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【 コモン・センスを磨こう 】

【コモン・センスを磨き組織人としての器を拡げる】Posted by Luffy

組織の指針を明確にするのが経営者の仕事だとしたら、
その指針に沿って自らを高めていくのが、
そこに集うメンバーの仕事になるだろうと思います。

組織の指針はその組織におけるコモン・センス(所謂”常識”)となり、
このコモン・センスの共有度が高いほど、組織の”シズル感(○○らしさ)”は
磨かれていきます。

先日、モテる新人育成塾という新人向けの勉強会を開催しました。

テーマは、「自園の魅力を語れる新人になる」です。

魅力とは、自ら発信して、相手に伝わってはじめて
「魅力」となり得るわけですが、
この魅力を見つけるのはそう簡単ではありません。

まず、自分自身の魅力について、
知っているか、そうじゃないか、を聞いてみました。

これも、新人の先生方にとってはなかなか酷な質問です。
仮に、知っていたとしても、それを表現することが難しい。
伝え方を間違えば、勘違いしてるなぁ。。。
と捉えられてしまう可能性もありますし。
まず、独りよがりにならない、
自分自身の良さを理解するというのが難しいのです。

あくまで仕事をベースとした勉強会ですから、
仕事を通した自分の魅力(良さ)となると、さらに難易度は増します。

自分の良さを知るための近道は、
何事も素直に受け入れ、確認し、考え、行動してみることです。
行動した結果として、

フィードバックというご褒美が与えられます。

多くのケースでフィードバックは、
「組織の行動指針に合致しているか否か?」
という基準をもって先輩や経営者の先生方に判断され、

改善点や良かった点などが本人に還元されることになります。

この回数が多いほど、成長速度は増していきます。
ポイントは先に述べた通り、

(1)素直に受け入れる
(2)指示内容と理解にずれがないようにその場で確認する
(3)まずは自分で考える(この時点で再度確認するのがベター)
(4)行動する


この流れに沿って行動していくと、

指示者との間にコミュニケーションが生まれ、
組織の考え方に事前に触れることができます。

また、仮に行動の結果が指示者が求めるものに
届かなかったとしても、何が足りなくて、どこまでできていたのか、
というフィードバックがもらえます。

若手の先生方に正しいフィードバックをするためには、
先輩、上司が先ずは組織の指針、コモン・センスを
正しく身に着けていることが前提となります。

こうして、組織のコモン・センスを自分の中にインストールすることで、
組織の一員としての器がどんどん大きくなります。

若手の先生方一人ひとりのコモン・センスが育つと
組織のシズル感(○○幼稚園らしさ)が
第3者にとって分かりやすいものとなり、
募集や採用で発信する情報と実際に来園してもらったときの
リアルな情報との乖離がなくなります。

コロナ禍でオンラインが普及した今、
リアルの精度はこれまでより求められるようになります。

是非、コモン・センスを磨いて、
自園らしさを以ってマーケティング活動を展開していきましょう。