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【園内マーケッターの育成による トレンドを押さえた募集マーケティングの実践】

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園内マーケッターの育成による
トレンドを押さえた募集マーケティングの実践

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GCLIPでは、7月26日~27日に
園児募集・採用の園内マーケッターを育成する
「夏の短期集中実践講座」を開催しました。

園内マーケッターに必要な全スキルを、
実に2日間で幼稚園のマーケティングをすべて網羅する実践型講座です。
2017年からの恒例セミナーで、コロナ禍の2021年を除いて
毎年開催しており、今回が第7回目の開催となりました。

合計10時間以上にも及ぶ講座なのですが、
内容としては業界動向の理解・市場調査分析・募集の仕組み構築とイベントの企画から始まり、
チラシ作成実践・SNSの運用実践・SNS広告設定や、
Webページ作成・CM動画作成など、我々が現場で実践する内容を実施しています。

広報実践力を持つ園内マーケッターが存在することで、
激動の幼保業界に対応できる園の体制強化を実現する
ことができます。

この数カ月間だけでも、幼保業界には様々な変化が訪れています。
例えば、親の就労条件を問わず子どもを預けられる「こども誰でも通園制度」の試験的導入、
東京都をはじめ、秋口からは大阪市や栃木県全域に及ぶ「0~2歳児第二子無償化」、
東京都は小池都知事の再選により第1子からの無償化も現実味を帯びてきました。
人員配置改善による3歳児15:1、4歳以上児25:1への変更など、
園経営を取り巻く動向は目まぐるしく変化しています。

トップは、このような業界の変化を捉えたうえで経営の舵取りをしなければならない中、
園に人を集めるための広報業務もすべて担うということは極めて難しくなるため、
経営者以外に経営の舵取りができる人材として
園内マーケッターという役割を担う人材の育成が急務となっています。

園内マーケッターがいることで、
必要なタイミングで、すぐに仕掛けられる力を持つ園となり、
トレンドに合ったマーケティングを実現し、園児募集活動を優位に進められます。

また、園内で広報ツールが作成できることで、コストの削減にも繋がります。
広報ツール作成を外部の専門家に依頼することでコストが嵩みますが、
園内で完結させることでこのような支出を抑えることができます。

園内マーケッターは、広報ツールを作成するだけでなく、
その広報を仕掛けることの重要性を理解する必要があります。
そのため、業界の動向を知ることはもちろん、
自園を取り囲むマーケットの状況を把握し、
さらに募集を実現するために必要なイベント企画力も求められるのです。
 

夏の短期集中実践講座のテキストは、
マーケッターに必要な知識やノウハウが176ページに凝縮されています。
市場調査方法・イベント企画のポイント・SNS運用方法・
SNS広告の設定方法・WEBページ作成方法・動画編集方法が
マニュアルのように具体的に記載されています。

マーケティングの知識を持つ人材育成の一歩目として、
この1冊を手に入れていただければと思います。

(詳細はコチラ: https://www.gclip.net/product/4307/) 

広報活動の中でも、園内でSNS運用実践している園が増えてきました。
例えば利用者が3,300万人と影響力の高いInstagramは、
簡単にアカウント作成ができる上に、無料で運用できます。
専門的な知識が無くても操作できるため、
ホームページと違ってリアルタイムな情報をいち早く発信できる媒体です。

Instagramは、運用自体のハードルは低いのですが、
成果に繋がる運用をするには、知識が必要です。

ここで、夏の短期集中実践講座でお伝えした
Instagramの運用ポイントを2つご紹介
します。

1.投稿する写真は、撮影と加工にこだわる!
Instagramは、投稿の頻度以上に「質」にこだわるべきSNSです。
なぜなら、InstagramはX(旧Twitter)やFacebookと違って、
自分の投稿がプロフィール画面に一覧表示されるため
古い投稿であっても見られる可能性が高く、投稿の“賞味期限”が長いのです。
投稿の頻度もある程度必要ではありますが、
頻度にこだわり過ぎて投稿内容が適当になってしまっては効果が見込めません。
質の高い投稿をするために、まずは写真撮影方法を押さえましょう。

① ローアングルから撮る
子どもは身長が低く、園庭遊びでは下を向いて砂いじりをする場面が多いため、
ローアングルから撮影することで、表情をとらえやすくなります。
ローアングルによって、園外であれば空や背景の木々が写り込み、
爽やかで開放的な写真に仕上がります。
 

② 手前の物をぼかす
植物や物など、手前の物をあえて映して、奥に映っている物にピントを当てましょう。
手前の物はピントがぼけて、写真に奥行き感が出ます。
今のスマホは性能が高いため、デジカメよりも画質が綺麗な場合もあります。
また、iPhone11以降には「ポートレート」の撮影機能があるため、
一眼レフカメラと見分けがつかないほど、良質な写真に仕上がります。
この撮影手法は、スマホでの撮影で実践しやすいのでぜひお試しください。
 

2.写真の加工は、明るさ・暖かさ・彩度を上げる!
撮影した写真は、そのまま投稿するのではなく加工しましょう。
Instagramの投稿画面で、写真を編集することが可能です。
 

投稿画面で写真を選択後、編集ボタンから明るさ・暖かさ・彩度を調整することで、
写真に映る人物の表情が見えやすくなり、楽しげな雰囲気を印象づけることができます。
このひと手間によって、投稿を見た保護者や学生が
「なんか良い!」と、自園の写真に関心を抱きやすくなります。
 

この他にも、Instagramの運用効果を上げるための一工夫が沢山あります。
そこで、GCLIPは8月29日(木)にオンラインにて
「Instagram運用事例30連発セミナー」を開催いたします。
メルマガではお伝えしきれない運用ポイントや知って得する成功事例など、
すぐに実践に移せる具体的な内容をお届けいたします。
ただ今、オトクな早割お申込み期間中ですので、この機会にぜひご検討ください。

夏を終えると、園児募集活動や採用活動がピークを迎えます。
この夏の時間を有効活用していただき、自園の広報力に磨きをかけていきましょう。