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【話題の「タイミー」を採用の入口として活用する】

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話題の「タイミー」を採用の入口として活用する
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8月25日に東京の「幼稚園フェア」が終了しました。
今年度の参加者数は250名程度で、近年減少傾向にあります。

<幼稚園フェアの参加者数>
R5年度 260名
R4年度 268名
R3年度 240名
H31年度 654名

近年の傾向を踏まえると、
夏休み終盤にあるこの就活イベントをきっかけに
東京を中心とした関東1都4県に住む保育学生の
就職活動は本格的にスタートしていくことが予想されます。

学生を採用に結びつけるためには
いかに多くの学生に、園に足を運んでもらうかが重要です。
例え合同就職説明会で多くの学生がブースに来ても、
それ以降は学生との接触がパタリと無くなり
見学の問い合わせに繋がらなくなるケースは少なくありません。

そこで、今回は学生との接点を増やしていくための
一つの手段として、「タイミー」をご紹介させていただきます。

スキマバイトのアプリとしておなじみのタイミーは、
単発の仕事を求める求職者と、迅速に人手を確保したい企業を
マッチングするオンラインプラットフォームです。
会社設立から上場申請まで3~4年、
そこから上場に至るまでは平均17.8年かかる中、
2017年に設立後、わずか7年で上場した急成長企業として注目されています。

タイミーと聞くと、
「見ず知らずの人が園に出入りするので安心して仕事を任せられない…」
と不信感を抱く方も少なくありません。
子どもの生命を預かる仕事ですから当然の反応だと思います。
この手の不安を少しでも和らげる機能として、
タイミーでは、保育学生や有資格者といった対象を絞ることができるため、
条件に合った求職者の応募を募ることが可能です。

タイミーで働いたワーカーが好感触であれば、
その後に個別連絡をとり、自園で採用することも可能です。
自園との雇用契約を結ぶにあたって、タイミー側に報告する必要もないため
このタイミーを「体験アルバイト」として活用し、
良い求職者と出逢う採用に結び付けるきっかけにすることができます。

タイミーのアプリは、求職者がエリアや日時を選択すると
このように該当する求人が一覧表示され、
「申し込みへ進む」というボタンを押すだけで応募が完了します。

求職者にとっては、報酬が即日入金される仕組みですので、
「スキマ時間で働いて、すぐに給料が欲しい」という人にピッタリなサービスです。

そのため、長期休暇だけ働きたい学生、授業後の3時間だけ働きたい学生、
アルバイトが入れづらい就職活動中に少しだけ働きたい学生、
さらには、資格を持っているが園での勤務経験が無い潜在保育士、
普段は専業主婦だが子供が学校に通っている4時間だけ働きたい方など、
気軽に働きたい求職者にとって利用しやすい媒体です。

北関東にある認定こども園では、
8月中に6日分の求人を掲載したところ、
掲載数日後に、すべての日程に応募がありました。
応募者は、近隣にある養成校の学生や近所に住んでいる学生で、
園と学生が出会い、足を運んでもらうきっかけとなっています。

学生を募集したい場合のポイントは、
求人内容には、「保育士・幼稚園教諭を目指す学生さん限定」と明記し、
当日の持ち物に「学生証」を記載して、
保育士・幼稚園教諭を目指す学生であることが証明できるようにすることです。
タイミーは、応募した求職者に対して
性別や年齢を理由にキャンセルすることができないため、
求人内容で応募対象をうまく絞るようにしましょう。

このタイミーは、学生だけでなく
既卒の有資格者を対象にする場合も活用できます。

既卒の求職者を採用するために「人材紹介会社」を利用するケースがありますが、
人材紹介会社を介して採用した場合、紹介料は年収の35~40%であり高額である上に、
厚生労働省の調査によると、民間職業紹介事業者を経由した就職者は
6ヵ月以内の離職率33.1%となっています。

一方で、タイミーの料金形態は、
求人応募に至った場合に、サービス利用料として
求職者の報酬金額の30%にあたる額を支払う必要があります。
例えば、時給1,000円で5時間勤務し、交通費500円を報酬とした場合、
合計5,500円の30%にあたる1,650円がサービス利用料です。
採用のきっかけになることを考えると、低コストの媒体といえます。

また、まずはタイミーで体験的に働いてもらうことができるため、
園の雰囲気や仕事内容を理解してもらった上で採用に繋げることができます。
採用に至った場合に「思っていた職場と違う」といったミスマッチや
早期離職を防げる可能性が高まります。

学生の就職活動が本格化していくこのタイミングで、
話題のタイミーを採用の入口として活用し、
学生採用の可能性を広げていきましょう。