DIARY

【自園の強み把握の足掛かりとしてアンケート調査に参加しませんか?】

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 自園の強み把握の足掛かりとして
アンケート調査に参加しませんか?
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<本文のポイント>
・園がまとう雰囲気と相手が感じる魅力の間に差はありますか?
・「地域一番園」には「強み」=USP(独自固有の提供価値)がある
・出生数70万人割れの時代の最適化戦略は「地域一番園化戦略」

地域一番園化の足掛かりとなるアンケートにぜひご参加ください!

 
 
 
<本文>
コンサルティングのご依頼をいただく際、
ひとつ必ずお尋ねしていることがあります。
 
「貴園(が認識している)の強みはなんですか?」
という質問がそれにあたりますが、殆どの方は答えに窮します。
実のところ、私が同じ質問を受けても
相手に納得してもらえるような回答を
瞬時に出すことは難しいと感じる問いです。
 
「強み」というのは
USP(Unique Selling Proposition)と呼ばれ、
自社のサービスが他社と比べ優れている点、
あるいは、顧客に独自提供できる価値を指します。
 
幼稚園の場合ですと、園がまとう雰囲気、
エントランスを入ってこんな園なのかな?と
イメージする感じがありますが、
「強み」の問いへの回答に、
相手が感じた園の雰囲気、イメージへの納得感があれば
それは真の強みであり独自固有の価値と言えるでしょう。
 
 
入園や就職を検討している相手と対峙する際に、
自園の強みを認識して相手と接することは
これからの時代とても重要な意味を持ちます。
 
例えば先週のメルマガでは来年度から開始予定の
処遇改善加算の一本化について林より詳述しましたが、
特に質の向上に比重が置かれ研修要件が厳格になりました。
今年度中に45時間の研修修了者の数は、
処遇改善の区分3(質の向上分)の取得要件に
大きな影響を与えることから、
研修修了者の市場価値は高まることになります。
 
どの業界でも質の向上に影響を与えるような人材は、
自分が働く環境を「キャリアアップ」の視点で選びます。
つまり、自分の能力がより生かせる職場を選ぶので、
良い人材と出会い、自園の教育の質を向上させるために、
独自固有の価値である「強み」の明確化と発信
これまで以上に強化する必要があるのです。
 
もう一点、林より重要な指摘がありました。
処遇改善の一本化で外せないのが起点水準賃金の維持で、
前年の給与等の支払総額を下回ってはいけないという点です。
これは子どもの数と職員数が収入の係数となるため、
教職員の継続維持と募集の維持向上が極めて重要な要素となります
自園の強みが明確で、その強みを誇りに働く人が集う組織は
子ども職員も集まる人気園になっていて、
園がもつ雰囲気を入り口で感じさせてくれます。
 
 
さて、GCLIPでは2024年より
改めて「地域一番園」というテーマを再掲し
コンサルティングを強化しています。
 
GCLIPでは以下の3点を満たしている園を
「地域一番園」と定義しています。
 
①地域の子育て世帯が持つ課題を解決している
②園児募集において26%(少なくとも19%)のシェアを獲得している
③他園が追随できない独自固有の長所(=強み)がある
 
今回は①、②の説明は割愛しますので、
詳細を確認されたい方はコチラの記事をご参照ください。
 
③については、「地域一番園」を目指す方は
ぜひ今のうちに明確化しておいてほしいところです。
明確化するとは、自園の強みを語ったとき、
相手が「なるほど!そうなんですね!」と
膝を打って理解するような様をイメージしていただくと良いです。
 
強みを語ったときと書きましたが、
ずばり一言で表現すると○○です!のように
短くても力強く伝わることが理想です。
 
GCLIPの強みは何ですか?
と、問われた時にGCLIPの人間であれば誰もが即座に思い浮かべるのは
「顧客にとってのクロコです」というフレーズです。
 
なんとなくイメージを掴んでいただけるかと思いますが、
「クロコ」という言葉を聞いて思い浮かぶのは、
前面に出て園経営を指導する「先生」的な存在とはイメージが違います。
 
さらに「クロコとは具体的にどんなイメージでしょう?」
と問われた時に初めてクロコ的役割について次のように説明します
 
園経営の主体はあくまで経営者である先生(目の前の相手)です。
私たちに園経営の舵を決定づける意思は存在しません。
あくまで目の前の相手が実現したいことにスポットライトを当て、
メリットとデメリット、利益とリスクを最大限検証したうえで
実現するための具体的方法を提案し、
実現するための具体的実行支援を表ではなく裏方で実施する存在です。
なお、一度行くと決めたら徹底的に並走し、寄り添い続けるクロコです。
 
と、お話しするとGCLIPのコンサルティングを
より具体的にイメージしていただけますので、
契約後のミスマッチが発生することもほとんどありません。
 
 
ぜひ「地域一番園」を目指してほしい、と、
昨年から本メルマガではお伝えしています。
 
地域一番園化の3つ目の定義、
「他園が追随できない独自固有の長所(=強み)がある」
これが最大のハードルとなるのです。
 
そこで、先々週のメルマガでご案内させていただきました
「内定者に採用活動の実態を探るためのWEBアンケート」
再度ご提案させていただきます。
 
このアンケートは、現在GCLIPのご支援先向けに
次年度以降の採用強化を目論み作成したものですが、
せっかくなので、より多くのサンプルをもとに
2024年度の採用のトレンドと求職者の園選びの基準を
クリアにして次年度の採用活動に臨んでほしいと思います。
 
ご協力いただいた法人様には、
アンケートの分析結果をレポートにしてご進呈します。
コチラをもとに自園の強みを明確化し、
まずは現職の先生方や職員の皆さんが改めて誇りを持てるようにし
採用で目指す結果の実現にお役立ていただければ幸いです。
 
お申し込みはコチラからお願いします↓
 
 
2024年の出生数は68.5万人です。
4年ほど前までは保育需要の高まりが少子化をはねのけていましたが、
既に世の中はポスト待機児童時代にシフトしています。
この環境の中で子どもや保育者を集めるなら、
やはり地域一番園であることは必須の条件になりますので、
まずは、自園の強みを明確にして、次年度の広報活動に力を入れてください。