未来への想像力

“10年ひと昔”は過去のもの。たとえばiPhoneは2007年6月に市場に投入されてから現行(2020年現在)モデルのiPhone11まで平均377日周期でモデルチェンジをしています。なぜこれほどまでにモデルチェンジは繰り返されるのでしょうか?私たちは理由が2つあると考えています。まずひとつは、“飽きの解消”。そしてふたつ目は“使い勝手の向上”。私たちの生活している社会はものすごいレベルの豊かさを手に入れました。この豊かさは“一時的な満足”と同時に“さらなる欲望”を私たちにもたらしました。つまり人々は、満足に鈍感で不満足に敏感になったのです。かつて流行したものが、そのまま人気を博し続けるということはまずありません。教育業界においても同様のことが言えるのです。地域の家族が求めるものをより使いやすい形で提供することができて初めてその施設と家族のマッチングが成立します。昔はこ うだった!だからこれでいいんだ!という論理は通用しません。ただし、どんな教育を提供して、子どもたちの未来をどう創造るのか?というブレることのない原点。ここを大切にたいせつに育んでいらっしゃる方は素直に素敵だなぁと思います。